墓地の近くに行くと石材店などがありますが、石材って漢字の雰囲気から何となくイメージは沸くものの、そもそも何のことを言うんだろうと疑問に思ったことはありませんか?
石材とは、岩石のことを言うのですが、墓石などで使用されるもののことを言います。だから墓地の近くに行くと石材店がいくつもあるのです。
石材には、種類がいくつもあり、産地は日本だけではなく世界各地にあるのですが、日本で一番利用されることの多い墓石に使用される石材は、御影石(みかげいし)と呼ばれるもので、花崗岩(かこうがん)とも呼ばれています。
日本でお墓に使われる石材は主に4種類あります。今紹介した花崗岩(かこうがん)、斑レイ岩(はんれいがん)、安山岩(あんざんがん)、閃緑岩(せんりょくがん)となっています。
それぞれの特徴としては、花崗岩(かこうがん)は、一番多く使用されている石材で、火山の地下深くにある冷え固まったマグマがもとになっています。
斑レイ岩(はんれいがん)は、黒御影石とも呼ばれ、落ち着いた暗い色の石で、マグマがゆっくり固まったタイプのものです。
安山岩(あんざんがん)は、火山が噴火することで地上へと噴き出たマグマが固まってできた石材で耐久性は抜群です。花崗岩に次いで墓石として使われる石材です。
閃緑岩(せんりょくがん)は、黒っぽく、高級感のある石材としてこだわった石材を使いたいという人に人気です。