世界のお墓事情について

2025.05.20

世界には多様なお墓が存在し、歴史的価値や観光名所となっている場所もあります。

死生観や供養の考え方の違いにより、埋葬方法やお墓の形も国によって大きく異なります。

◇エジプト

エジプトは世界有数の墓地遺跡が点在する地域で、古代都市メンフィスには有名なギザのピラミッドがあります。

さらに、かつての首都テーベのナイル川西岸には、王族や貴族が眠る岩窟墓群「王家の谷」があり、古代エジプトの死生観や埋葬文化を象徴する重要な遺跡として知られています。

◇インド

インドのタージ・マハルは、ムガル皇帝シャー・ジャハーンが妃のために建てた美しい白大理石の墓廟で、世界遺産にも登録されています。

◇中国

中国の始皇帝陵は、秦の始皇帝の巨大な陵墓で、世界遺産にも登録されています。

特に有名なのが副葬された兵馬俑で、数千体にも及ぶ実物大の兵士や馬の像が地下に並び、当時の壮大な権力を象徴しています。

◇イタリア

イタリアのサン・ミケーレ島は、ベネチアの墓地として島全体が利用されているユニークな場所です。

もともとは沼地が多く無人島でしたが、嵐の際の避難所として使われていた歴史があります。

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